(2023年3月5日開催)日本マンガ学会九州マンガ交流部会第73回例会 & YARN研究会合同開催 第11回女性MANGA国際会議(オンライン開催)

日本マンガ学会九州マンガ交流部会第73回例会 & YARN研究会合同開催 第11回女性MANGA国際会議(オンライン開催)

公開研究会:女性MANGA研究―表現の自由をひらくために

「女性MANGA研究プロジェクト」は、多くの文化圏で周縁に位置してきた「女性」(=「男性」でないものを自認する存在)に焦点を当て「女性」への抑圧や縛りを解くために、異文化間をまたぐ文化としてのコミックス・MANGAを追究してきました。2021年と2022年の3月に開催された会議に於いては、「規制」という言葉に焦点を当てました。本会議ではあえて「自由」という言葉を使うことで、次の問題提起を共有したいと考えています。
表現の自由をひらいてゆくために「女性MANGA」領域に何が必要なのか。
周縁化されていた「女性」たちが描き出したものは、「女性」の可視化に留まりません。「主体性」を模索しながら女性が切りひらいてきたものを「自由」という概念から考えることで、表現は縛りからどう解放されうるのかという問題提起について、参加者のみなさまと共に考える場を創ることができればと思います。

【日時】2023年3月5日(日)14:00-17:00
【開催方法】zoom(参加料無料
※日本マンガ学会の会員ではない方も参加できます。
【参加方法】
Peatixのイベントページ(https://peatix.com/event/3502610)から参加チケットを購入しお申し込みください。
参加料は無料です。
参加申込時にご登録いただいたメールアドレスへ、折り返し研究会が実施されるzoom会議室のURL等をご連絡いたします。そのメールの「イベント視聴ページ」のリンクをクリックし、記載されているzoomリンクから入室ください。
【申し込み締切】
2023年3月5日(日)17:00まで
※申込みにあたっては、別途Peatixのアカウントが必要となります。

【スケジュール】

14:00-14:10 登壇者の紹介
14:10-14:50 第一部 ひらかれゆく文化
・杉本バウエンス ジェシカ(龍谷大学)「ロシア語圏のマンガ研究――ユーリア・マゲラ先生のインタビューから見えた現状」
・大城房美(筑紫女学園大学)「自由をひらく少女マンガー編集者の視点から見えてきたこと」

14:50-15:10 休憩

15:10-16:10 第二部 表現の可能性
・米村典子(西洋美術史) 「1960年代の少女マンガについての一考察――フェミニズム美術史の視点から」
・長池一美(大分大学) 「田亀源五郎の『弟の夫』から見るクイアマンガ研究の可能性と課題」
・カール・チェンチュア・イアン・ウィ(アテネオ・デ・マニラ大学) 「「La Mujer Fillipina」ザ・フィリピン・ウーマン:デット・パラグタスのジェンダーポリティックス」

16:10-16:25 休憩

16:25-16:55 質疑応答フォーラム
16:55-17:00 終了の挨拶

【お願い】
・参加者の方はマイクをミュートでお願いします。
・報告の録画や写真撮影、画面キャプチャー等はお断りしています。
・迷惑行為がみられた場合は、退室していただく可能性があります。

【お問い合わせ】
女性マンガ研究プロジェクトお問い合わせフォーム:https://wmrp.jp/contact/

【共催】
日本マンガ学会九州マンガ交流部会
日本マンガ学会若手研究者ネットワーク部会YARN
女性MANGA研究プロジェクト【女性MANGA研究: 主体性表現と規制ー異文化を繋ぐ(科学研究費補助金基盤研究(B)課題番号20H01225)】